触診代替センシングシステムの開発

 

医療分野で触診による診断は簡易であるため数多く用いられます。しかしながら、その診断結果は曖昧で医師の経験や体調などにも左右されると報告されています。本研究のセンサは主観的な触診結果を客観的結果として表せるような診断の標準化を目的とします。さらに本システムにより遠隔診断、在宅診断等が可能になります。さらに、本システムは非侵襲診断システムで安全・安心な医療技術を確立するものです。

・皮膚表面形態計測用センサ

 

高分子圧電材料(PVDF)を用い、皮膚の性状を見るものです。皮膚表面上を軽く擦り、その際に得られるセンサ出力を用い診断するものです。これまでの研究で、アトピー性皮膚炎健常な肌の状態の識別や、加齢効果について調査し結果より年齢を若年・壮年と識別するシステム等作りました。若年・壮年識別システムでは残念なことに私は壮年と識別されました。

現在は、皮膚科医の触診結果との対応や粗さと柔らかさの同時計測を試みています。

(写真:計測風景、図左は男性の加齢効果測定結果、右は女性の結果。)

 

・前立腺癌・肥大症判別用センサ

 

直腸内触診法では前立腺肥大症が柔らかな左右対称の肥大であるのに対し,癌は凹凸不整の増殖を示し硬さも著しく増加するという特徴を利用し,前立腺癌・肥大症を識別しています。センサ受感材としてはPVDF高分子圧電材料を用い、アクティブ触診センサの開発のために、最適設計、実験室レベルでの実験、臨床実験等を行い本センサの完成を目指しています。

 


(写真はセンサヘッド部)

 

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