点字読み取り用センサシステムの開発

 

視覚や聴覚の障害に比べ,触覚の障害はその機能が体全体で失われる事がほとんど無い.このために触覚による感覚代行が可能となり,点字は視覚障害者にとって最も重要かつ有効なコミュニケーション手段となります。視覚障害においても先天性と後天性があり,特に後天性視覚障害の一つである糖尿病による網膜症の患者は視覚障害者全体の5分の1にあたりその数は年間3000人にも及び、また糖尿病では感覚麻痺も伴い,触覚的情報や日常生活動作にも影響を及ぼすものもあります.このような事から,先天的な視覚障害者にとっても点字学習が困難であるのに比し,後天的な視覚障害者が点字を学ぶ事はさらに非常に困難であり,著しく識字率が低いことが報告されており、また点字を覚えられない事からの精神的な落ちこみも多く生じ、社会参画が困難になるということも報告されております。

本研究の点字読み取り用センサは単一のセンサ材料を用いる方式のものであり,ヒトの指に装着可能なウェアラブルなシステムの実現を目指しており,特に後天性視覚障害者の点字学習支援の実現やあらゆる場所での使用が期待され、質の高い生活の実現に役立つと考えますこれまでの研究成果の一部は点字読取装置」(特開:2003-150897)となっております。

 

 

(写真:開発した点字センサ、およびセンサ出力の一例)

 

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